カメラを始めたいけど、何買えばいいか分からないよ〜!
カメラはメーカーも種類もたくさんで、初心者の人には違いが分からないよね•••
今回はカメラを初めて買うときにカメラを選ぶときのポイントと、これを買っておけば間違いない機種を紹介します。
10個とか紹介しても逆に悩むだけなので、厳選に厳選して、3つの機種に絞りました!
カメラ選びで後悔しないために、ぜひご覧ください。
- これからカメラを趣味で始める人
- カメラの種類が多くて悩んでいる人
- スマホの写真からレベルアップしたい人
- Instagramに綺麗な写真を載せたい人
カメラ初心者のカメラ選びのポイント
今回オススメするカメラを紹介するにあたって、真剣に悩んだ結果、次のポイントを意識して選びました!
- 値段が約10万円以下で買えること
- センサーサイズがAPS-Cであること
- 軽くて持ち運びに向いていること
それぞれ詳しく説明をしていきます。
値段が約10万円以下で買えること
まず重視したのは値段。
良いカメラをすすめるのであれば、もちろん高いカメラが間違いなく性能が高いのでおすすめです。
ですが、初心者の方がいきなり20万円とか30万円とか出すのって勇気がいりません?
なので、10万円をひとつの目安として設定しました。
10万円もじゅうぶん高いですが、この価格帯のカメラであれば、文句ないレベルのカメラはたくさんあります!
センサーサイズがAPS-Cであること
次にカメラの性能面。
カメラにはセンサーというものが必ずあり、そこがカメラの中でもっとも重要な役割を持ったパーツになります。
このセンサーにはサイズによって名称が異なり、一般的にハイグレードになるのが「フルサイズ」、ミドルグレードが「APS-C」、その下が「マイクロフォーサーズ」という名前が付いています。
スタバのショート、トール、グランデみたいにサイズで名前がついているんだね!
正直に言えば、性能を重視するならフルサイズのカメラを買った方がいいのですが、フルサイズのカメラは価格も高く、10万円以下におさまらないので、ここはミドルグレードのAPS-Cのカメラに絞ります。
カメラには欠かせないレンズもフルサイズ用のレンズはビックリする値段なので、初心者の方がカメラを趣味として長く続けるためにもAPS-Cから選んでいきます。
カメラのセンサーサイズの違いは下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください!
カメラの性能が良いのはフルサイズセンサーのカメラ。ただし、レンズもフルサイズ用になると非常に高価。
APS-Cセンサーのカメラは性能もじゅうぶん綺麗で、レンズの値段もお手頃なものが多いのでコスパがいい。
軽くて持ち運びに向いていること
最後に重視するポイントは携帯性!
カメラが大きくて重たい場合、いつも持ち歩く気になれますか?
おそらくカメラを買ったばかりの頃は、新しいカメラが楽しくて持ち歩きたくなると思いますが、だんだんめんどうになってきて「スマホで撮ればいいや〜」となることが予想されます。
写真を楽しむためには何よりカメラを持ち歩かなければなりません。
なので、カメラを趣味として長く続けるためにも、持ち運びやすさを重視して選んでいます!
以上の3つのポイントで選んだ、初心者におすすめのカメラを紹介していきます!
Canon EOS KissM
まずは、カメラ界の大御所Canonからの紹介です。
Canonの一眼レフのエントリーモデル「EOS KISS」シリーズ初のミラーレスモデルです。
このカメラを一言で表せば、使いやすさを<重視した初心者に優しいカメラです!
重さは約351gで大きさも女性の手でも持ちやすいサイズ感になっており、非常に小型軽量で持ち運びに適したカメラです。
液晶はタッチ操作対応で、スマホと変わらない操作感で写真を撮ることができるので、初心者やファミリー層に大人気のカメラです。
2410万画素のAPS-Cセンサーカメラなので、画質がいいのはもちろんですが、次のような便利な機能が付いていることがEOS Kiss Mの特徴です。
絵や写真で機能を説明してくれる
スマホとミラーレス一眼カメラの大きな違いは、設定できる機能に雲泥の差があるところです。
逆に言えば、機能が多すぎて初心者の方は何をどういじったらいいかわからないと思います。
ですが、このEOS Kiss Mでは機能の説明をイラストや写真で使いながら説明が表示されるので、説明書を読まなくてもわかりやすいというのが親切な設計です。
撮った写真をすぐスマホに転送できる
専用アプリを使うと、カメラで撮った写真をスマホに自動で転送してくれる機能が便利です!
カメラで写真を撮ると、写真を取り込むのにひと手間作業が必要になる場合が多いんですが、このカメラではその心配は不要です。
写真を撮ったらその場でSNSに写真を投稿することがスムーズにできちゃいます。
バリアングルモニター搭載
液晶はバリアングルモニターになっているので、人混みの上に手を伸ばして撮るハイアングル撮影や、足元に生えている小さな花を撮るローアングル撮影も簡単に楽しめます。
EOS Kiss Mの結論:コストパフォーマンスが高い!
以上のようなカメラ初心者に優しい機能が搭載されていて、なおかつ画質もスマホとは比べ物にならない画質なので、初めてカメラを買う人にはかなりコストパフォーマンスが高いカメラとなっています。
お値段がダブルズームレンズキット(標準ズームレンズと望遠レンズのセット)が10万円以内で買うことができちゃうので、日常のスナップから運動会の撮影まで幅広くいけちゃいます!
何より私の妻がこのカメラを使っているので、使いやすさは折り紙つきです!
SONY α6100
続いて紹介するのは、SONYのエントリーモデルのミラーレスカメラα6100です。
SONYはミラーレスカメラ界の先駆けになっており、「ミラーレスで迷ったらSONYのカメラを買っとけ」ってくらい信頼できるメーカーです。
画質は2420万画素のAPS-Cセンサーのカメラで、重量は約352gです。
では、α6100の特徴を紹介します。
カメラメーカートップクラスのAF性能
α6100というモデルは、かなり長い間人気のあったα6000の後継機で、SONYのミラーレス一眼カメラの中では一番お手頃価格なモデルとなっています。
ですが、基本的な性能はより高価な機種とそう変わりません!
SONYは他のカメラメーカーの中でも評価が高いAF(オートフォーカス)ですが、その上位機種と同等のAF性能が搭載されています。
なんと世界最速の0.02秒という超高速AFが可能となっています。
なおかつ、瞳AFを搭載していて、人物写真で失敗することが少なくなります!
瞳AFがあると、人物の鼻にピントがあってしまったりして、目や口元部分がボケてしまうことがないので、誰でも簡単にポートレートを撮ることができます。
それだけではなく、SONYが独自に開発を進めた結果、動物の瞳にもピントがバチッとあう動物瞳AFを導入したことでカメラ界が騒然となりました。
動き回っている犬や猫にも瞳を捉えてピントを合わせてくれる、とんでもない機能。これだからSONYはやめられないぜ!
180度チルトモニターで自撮りもばっちり!
180度チルト液晶を搭載していて、モニターを90度上に上げると自撮りもスマートにできちゃうのがポイントです。
モニターがカメラの横にくるバリアングルよりも、カメラの上にモニターがあるチルト式の方がVlogを撮る時にはやりやすいです。
ピクチャーエフェクトで初心者もインスタ映えする写真が簡単に撮れる
この記事をご覧いただいている方は、本格的な撮影をしたいというより、インスタ映えするようなフォトジェニックな写真を撮りたいという人が多いのではないかと思います。
そんな方向けにおすすめなのが「ピクチャーエフェクト」機能です。
ピクチャーエフェクトを使うと、特定の色以外は全てモノクロになる「パートカラー」やまるで絵の具で描いた風景のような「水彩画調」というような、全13種の個性的な写真を撮る機能が標準でついています。
この機種はなんといってもレンズキット含めて10万円以下で揃うので、コスパ最強モデルです!
SONY α6400
同じくSONYのミラーレスカメラα6400をご紹介します。
こちらは先程のα6100より少し値段が高くなってしまうのですが、せっっかく買うのであれば頑張ってこちらを買ってもらいたい、というのが正直なところです。
なぜかといえば、もちろんα6100もいいカメラなのですが、このα6400を買えばおそらく大半の人は満足してこれ以上のカメラを求めることが少ないのではないかと思うからです。
ボディだけであれば10万円以下で買えるので、一応選ばせてもらいました!(レンズ合わせると超えてしまいますが・・・)
α6100とα6400の比較
正直、同じような型番のカメラがたくさんあって、SONYのカメララインナップをよく知らない方からすれば、「なにが違うの?」って感じですよね。
他にもα6300、α6500、α6600というモデルもあるのですが、その中で自分が初心者だったらこれを買いたかったなと感じる、α6100とα6400を選んでいます。
値段が違うのは分かったけど、具体的に何が変わるの?
では、実際に表にして比較してみましょう。
スペックが同じ部分は省略しています。α6100で紹介した機能は全てα6400も搭載しています!
外観はほとんど同じになっています。
では、α6400だけの特徴を紹介していきます。
マグネシウム/高剛性プラスチックのボディ
α6100と重量はさほど変わりませんが、カメラ本体の素材にマグネシウム合金という、高剛性の素材を使っています。α6100は高剛性プラスチックなので、持った時の質感がかなり違っていると思います。
マグネシウム合金は、さらに上位機種のフルサイズセンサーのカメラと同じ素材なので、高級感があります。
高精細なファインダー
α6400に付いているファインダーは、α6100に比べるとかなり画質が良くなっています。
α6400が約236万ドットなのに対し、α6100は約144万ドットなので、約1.6倍の差があります。
ファインダーは写真を撮る時だけでなく、撮った写真を確認するときにも重要なので、この差は大きいです。
屋外などの明るい場所や暗い場所だとモニターが見えづらくなってしまうので、ファインダーをのぞいて撮ることが多くなります。撮った写真もファインダーで確認するとはっきりと見ることができます。
また、フレームレートもα6100は通常の60fpsで固定ですが、α6400では通常の60fpsと高速の120fpsを選ぶことができます。
「フレームレートってなに?」っていうと、1秒間に表示される映像の枚数の数のことです。
つまりこれが倍くらい違うので、画面の動き方がなめらかになるので、見ていて心地いいです。
電子水準器を搭載
α6400だけに付いている機能に、電子水準器があります。
撮った写真を見た時に、向きが斜めになった写真がありませんか?
上の画像に中央に表示されているのが電子水準器です。水平が取れていると緑色で表示されます。
この電子水準器があれば、写真を撮るときに地面との水平を確認することができるので、初心者にこそおすすめしたいです。
動画も撮りたいなら断然α6400
写真だけでなく、動画も本格的に撮りたいって人ならば、間違いなくα6400の方がいいです。
- ピクチャープロファイル
- ゼブラ機能
- ガンマ表示アシスト機能
本格的な動画撮影で使われているこのようなプロ機にも使われている機能が搭載されているので、動画編集もしたいという方におすすめです。
オススメのカメラの買い方
カメラを初めて買うときは、キットレンズではなく、ボディ単体で買って、ぜひレンズは別で買うことをおすすめします。
なぜならキットレンズでは、スマホとかわり映えした写真にならず、背景をぼかしたおしゃれな写真を撮ることが難しいからです。
そこでぜひ一緒に買ってもらいたいのが単焦点レンズです。
単焦点レンズはズームができないのですが、そのかわり画質の良さとぼかした写真を撮る上で欠かせないF値を小さくすることができるので、カメラで写真を撮ることが楽しくなるレンズです。
Canon EF-Mマウントのおすすめ単焦点レンズ
EOS Kiss M用の単焦点レンズの紹介です。
キヤノン EF-M22mm F2
EF-Mマウントはもはやこれ一択です!
値段も非常にお手頃で、非常にコンパクトな小さいレンズなので、EOS KissMのコンパクトさにぴったりのレンズです。
SONY Eマウントのおすすめ単焦点レンズ
SONY Eマウントレンズはかなり数が多いので選択肢が多いのですが、その中でオススメするのは、FE 50mm F1.8 です!
SONY Eマウントのレンズで一番安くコスパがいいレンズ(通称:撒き餌レンズ)になっています。
また、こちらはフルサイズ用なので、いずれステップアップでフルサイズのカメラを買った時にもそのまま使えるのでお得です!
10万以下のおすすめミラーレスカメラ3選まとめ
最後に、紹介した3機種のまとめをします!
- Canon EOS KissM
ボディのサイズも重さも非常にコンパクトなので女性が使うにはおすすめなモデル。
スマホライクな操作感で、スマホ写真からのステップアップにおすすめ! - SONY α6100
SONYのミラーレス上位モデルと比べても遜色ない世界最速のAF性能をこの値段で味わえる。レンズキットも合わせて10万円以内で買えるので最初に買うカメラにおすすめ! - SONY α6400
レンズを含めると10万円を超えるが、α6100よりもボディの質感や動画性能が上がっているので、もう少し予算を頑張れるというなら、断然α6400がおすすめ!
今回は、これからカメラを始めようという初心者向けに10万円以下のカメラを紹介しました。
正直、どれを買っても後悔しないと思います!
ただ、SONYのミラーレスカメラの方がレンズが充実しているので、今後もミラーレスカメラを長く使い続けていく上ではSONYの方が良いかもしれません。
以上、おわりっ(✖╹◡╹✖)◞
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