私が愛用しているフルサイズミラーレスカメラであるSONYα7Ⅲ、このカメラも2018年に買ってから3年経ちました。
このカメラを持って、山や湖、森の中など、様々なところに行きました。今では手放せない相棒となっています。
2018年に発売されたα7Ⅲですが、今でも買うことをオススメする素晴らしいカメラです!
今回は、α7Ⅲを3年間使った感想を正直にレビューしていきます。
- 良いカメラを買いたいけど、何を買ったらいいか迷っている人
- α7Ⅲに興味があるけど、なかなか一歩踏み出せない人
結論から言えば、初心者にオススメしたい最高のカメラです!
SONY α7Ⅲについて
SONY α7Ⅲの主なスペック
発売日 | 2018年3月13日 |
価格 | 229,880 円+税(ソニーストア販売価格) |
カメラ種類 | フルサイズミラーレス |
画素数 | 2420万画素(有効画素数) |
レンズマウント | ソニーEマウントレンズ |
手ブレ補正機能 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
AF測距点 | 693点(位相差AF) |
高感度 | 静止画撮影時:ISO 100-51200 |
連写速度 | 10コマ/秒 |
静止画撮影可能枚数/時間 | ファインダー使用時:約610枚 液晶モニター使用時:約710枚 |
重量 | 565g(バッテリー・SDカード込650g) |
本体サイズ | 約126.9(幅) x 95.6(高さ) x 73.7(奥行き)mm |
メディアスロット数 | SDカード2スロット |
上の表が主なスペックです。
その他にもα7Ⅲのスペックの特徴は次のようなところです!
- 本体に5軸手ブレ補正が付いているので、オールドレンズなどを使っても手ブレしにくい
- 動物にも対応したリアルタイム瞳AF
- フルサイズ一眼なのに重量565gと軽量
- SDカードがダブルスロットのプロ仕様搭載
- ハイスペックモデルのα9と同等の693点像面位相差AFセンサーを搭載
- 一世代前のモデルα7Ⅱバッテリーの約2.2倍の容量を持つ高容量バッテリーNP-FZ100に対応
α7シリーズでは一番ベーシックなモデル
SONYのカメラの位置づけではα7Ⅲは標準的なモデルとなっています。
より高画素のα7Rシリーズ、より高感度のα7Sシリーズがありますが、それぞれ特化しているカメラになっているので、標準的なα7無印シリーズは初心者向けと言えます。
α7Ⅲを使ってきて、良かった点
α7Ⅲを使ってきて、良かったと感じた点をポイントを絞ってご紹介します!
- 何より見た目がかっこいい!コンパクト
- ソニーセンサーの圧倒的ダイナミックレンジ
- 瞳AFが革新的!
- 買った後も動物瞳AFが追加!
- 大型バッテリーの搭載で予備バッテリーいらず
何より見た目がかっこいい!コンパクト!
何よりSONYのカメラはデザインが素晴らしく、外見がかっこいいので所有欲が満たされます!
このSONYらしいデザインが大好きです!
そして、重さはボディのみで565gとフルサイズカメラとしてはかなり軽いものになっています。
入門モデルのミラーレスカメラなどを使っている方からしたら重いと感じる重さだと思いますが、持っていると意外と慣れてきます。
ちなみに私はピークデザインのクラッチというハンドストラップをつけています。
これをつけていると指1本でカメラを支えられるので、重さもほとんど気にならなくなるのでオススメです!
こんな感じでカメラと手がフィットするので、ネックストラップは基本つけていません!
ソニーセンサーの圧倒的ダイナミックレンジ
ソニーのカメラセンサーは非常に性能が良く、RAWデータで撮っておくと、lightroomで現像する時にシャドウを上げた時に黒かった部分から風景が浮かび上がってくるのは感動します。
撮影する時に白飛びしないように気を付けていれば、あとは現像でかなり補正できてしまいます!
こんな上手に撮れるのかって思うほどで、カメラマンの腕を鈍らせる性能です。
ダイナミックレンジはセンサーサイズが大きいほど大きくなりますが、ソニーのカメラはより優れているようです!(ほかのメーカーのフルサイズカメラを使ったことがないので、ほかの方の意見ですが!)
瞳AFが革新的!
SONYのカメラはいち早く瞳AFが導入されました。
瞳AFとは、人の顔を認識して、上の画像のように瞳にピントを合わせる機能です。
この機能の何がすごいかっていうと、動いている子供の顔にもリアルタイムでピントを合わせ続けてくれることなんです!
ポートレート写真を撮る時にF値を下げて撮ると、鼻にピントが合ってて目元がボケてしまうということが起きます。
それが起きないように目にピントがバシッと決まるこの機能は動き回るお子さんを撮るパパママカメラマンに最適な機能です!
せっかく子供の写真が顔がボケていた、そんな経験がある方にはぴったりの機能です。
買った後も動物瞳AFが追加!
なんと人だけでなく、犬や猫などの動物にも瞳AFが使える機能がアップデートで搭載されました!
買った後でも進化を続けるカメラです。
買ってからもアップデートで新機能を追加してくれるのは嬉しいですね!
大型バッテリーの搭載で予備バッテリーいらず
ミラーレスカメラの欠点として必ずあがるのが、バッテリーがすぐ切れることです。
長時間撮影する人は、予備バッテリーを何個も持っていっている人が多かったです。
しかし、α7Ⅲの1つ前のモデルであるα7Ⅱとはバッテリーのタイプが変わったので、その欠点が完全に解消されました!
実際に旅行に行って1日中撮影をしていてもフル充電の状態から50%を切ることはめったにありませんでした。
なので予備バッテリーは1つも買っていません。
撮影可能枚数:ファインダー使用時:610枚 液晶モニタ使用時:710枚
α7Ⅲを使ってきて、悪かった点・欠点
もちろん、今まで使ってきて「これが改善されればいいのにな~」と不満に感じた点もあります。
- チルト液晶が縦撮りに不便
- メニュー画面が使いづらい
チルト液晶が縦撮りに不便
α7Ⅲの液晶画面はチルト液晶という機構になっています。
ローアングルで撮る時やハイアングルで撮る時に液晶画面を自分に向けることができるので、非常に便利です。
だがしかし!
このチルト液晶は上下には向けられますが、横方向には動かせないんです。
私はSNSに上げる用に縦撮りの写真をよく撮るのですが、縦構図でローアングルの写真を撮ろうとした時に画面が動かせないので非常に見づらいんです!
自分のヒザより低い位置にカメラを下げて撮る場合、画面がほとんど見えないので、撮った後に確認したり、iPhoneのリモート画面で確認をしながら撮ったりしています。
バリアングル液晶になれば縦構図でも画面を見やすい向きにできるので、ぜひ今後のモデルには期待したいところです。
もちろん横構図で撮る時には便利です!
新しく発売されたα7Cは、バリアングル液晶搭載が搭載されました!
メニュー画面が使いづらい
SONYα7Ⅲにはここでは紹介しきれないくらい様々な機能が搭載されています。それを設定する項目がそれぞれメニュー画面に表示されているので、メニュー画面のページ数がとんでもないことになっています。
設定を変更するのにもまずメニュー画面の中から該当する項目を探すのに苦労します。
使い込んでくれば設定をいちいち変えることも少なくなるので、その手間は減ってきますが、やはりもう少しすっきりしたインターフェースにしてくれた方が嬉しいです。
ちなみにα7Ⅲにはメニュー項目のお気に入り設定ができるので、頻繁に変える設定は、お気に入り登録をしてすぐに変えられるようにしています。
SONY α7Ⅲにおすすめのレンズはなに?
筆者がこのカメラと同時に買ったのがFE 24-105mm F4 G OSS (SEL24105G)です!
広角24mmから望遠105mmまで使えるF4通しの標準ズームレンズです。
一般的に標準ズームレンズというと、24mmから70mmまでのものがほとんどなのですが、このレンズは望遠側が105mmまであるというのが便利!
これ1本あれば旅行でもレンズ交換する必要がないくらい万能なレンズです。風景からポートレートまでたいていのものはいけちゃいます!
レンズ交換ってめんどくさいんですよね…交換時にホコリが入るリスクもあるので極力屋外ではしたくないです。
このレンズはなんといっても、ズームレンズなのにカリッとした写りをする描写にも妥協のないレンズです。
最初の1本目のレンズに迷っている方にはぜひおすすめしたいレンズです。
ちなみにこのブログに載せている写真のほとんどはこのレンズで撮影しているものになります。
α7Ⅲの値段は高い?
これだけ性能が良いと、やっぱり値段は高い?
フルサイズカメラだから高いと言えば高い!
でも、これだけ高性能なフルサイズカメラとしては安い!
フルサイズカメラはやはり高性能なセンサーを使っているだけに値段が高いです。
しかし、それを加味しても最高級機並みのAF性能、フルサイズ史上トップクラスのコンパクト機、業界トップのSONY製センサー、大型バッテリー。
これだけの性能を併せ持ったオールラウンダーは他にはありません。
このカメラを使って得られる感動はプライスレス。
お得に買う方法を紹介しているのでぜひご覧ください。
「それでもちょっと高いなぁ」と思う人は、予算10万円で買えるカメラの紹介記事を書いているので、そちらが参考になるかもしれません!
買おうか迷っているならまずはレンタルして使ってみるものおすすめ!
うーん、でもまだちょっと買うか悩む・・・
そういう時はまずは実際に使ってみるといいかも
カメラやレンズは、金額もかなり高いので、なかなか気軽に買えるものではないですよね。
でも、悩んでいるってことは、本心ではもう買うことはほぼ決まっているようなもの。
だからこそ買って失敗だったなとは思いたくないですよね。
なので、私は悩んだ時は友人から借りてみたりして、実際に使ってみてから買うようにしています。
そうすると、自分のイメージと実物との差をなくすことができるので、
買ってから後悔するということは一度もありません。
でも、周りに持っている友人がいない場合ももちろんあります。
なので、そんな時はレンタルサービスを使ってみるといいかもしれません。
最近人気のサイトは、APEXレンタルというレンタルサイトが話題です。
あのカメラ系YouTuberのゆーとびさんもよくこのサイトでレンズをレンタルして使っています。
「本当に使えるレンタルサービス」を提供するオンラインレンタルサイトです。
悩んでいる時は、こういうレンタルサービスを活用してみましょう!
SONY α7Ⅲを3年間使った総評
以上がこのカメラを使って3年間写真を撮ってきた感想です。
欠点ももちろんありますが、それが気にならないほど最高のカメラだと思っています!
2018年に発売された後、新しい後発のモデルがたくさん出てきていますが、それでもまだまだ最前線で活躍している人気なカメラです!
カメラを趣味にする人なら「いつかはフルサイズ!」と思っている人もいるでしょう。
私も思い切って買ったカメラですが、想像以上に大満足です!!
でも自分はまだ初心者だから…こういうカメラは上手な人向けなんでしょ?
そんなことは全然ない!
むしろ初心者こそ良いカメラを買うべき!
フルサイズカメラであるα7Ⅲはちょっとしたミスもカバーしてくれる性能なので、カメラ初心者こそハイスペックなカメラを使うべきだと考えています。
- 瞳AFで人物写真をきれいに撮れる
- 高性能な手ブレ補正で失敗写真が少なくなる
- 高感度に強いので、夜でも気にせず撮れる
- ハイエンドモデルと同等のAF機能や連射機能を搭載
以上、私が1年間このカメラを使って1万枚以上撮った感想でした!
おわりっ(✖╹◡╹✖)◞
コメント