今回は買い切り型の動画編集ソフト「filmora12」の使い方について解説をしていきます。
私は本業で動画編集をやっており、仕事ではAdobeの「Premiere Pro」を使っています。
もちろん細かい編集などは、Adobeの方が多機能であり使用しているユーザーも多いのでプロジェクトファイルの共有など仕事で使う場面では必須のソフトになっています。
しかし、プライベートでかなり高度な編集をすることやプロジェクトファイルを共有することはまずないので、「Premiere Pro」は正直オーバースペックなんですよね。。。しかもサブスクで高いし。。。
なので、プライベートの動画やSNS用のショート動画などは「Filmora12」を使って編集をしています。
今回は愛用している「Filmora12」の使い方を初心者向けに解説します!
- 地方で広報(動画制作・YouTube・SNS運用)をやってるサラリーマン
- 1本のリール動画で50万再生獲得
- 自治体の観光PR動画コンテストで最優秀賞
Filmora12の始め方
まずは、Filmora12のインストール方法、価格・購入方法について説明をしていきます。
filmora12の価格
Filmora12の特徴はなんといっても、買い切りがあるということです!
Filmora12は3つの購入プランがあります。
パソコンで使用するのであれば、永続ライセンスを購入することをおすすめします!
買い切りでも、約9,000円!動画編集ソフトの中では破格の価格です!
マルチプラットプランはサブスクのみのプランになっており、スマホでも使用することが可能になりますが、正直スマホでは無料で使える便利なアプリもあるので、あまりおすすめしません。
詳しくは公式サイトをご確認ください!
購入方法・インストール方法
Filmora12は無料でインストールをすることができます。
無料版でもほとんどの機能を使用することが可能です!
ただし、無料版では動画を書き出す際にFilmoraのロゴが入ってしまうので、ロゴを消すにはライセンスを購入する必要があります。
そこで、ライセンスの購入方法について解説をします。
ライセンスはメールアドレスを設定して、クレジットカードなどで支払いを行います。
支払いが完了後、メールが届きます。
【初心者向け】Filmora12の使い方|準備編
ここからは、基本的な動画の編集の操作について解説をしていきます。
動画編集初心者の方はまずこれだけの機能を抑えられれば動画制作はいくらでもできます!
プロジェクトの作成方法
Filmoraを起動したら、次のような画面がでてきます。
「新しいプロジェクト」をクリックすると、プロジェクトが作成されて編集画面になります。
その前に、動画のアスペクト比をここで設定することができます。
「アスペクト比」をクリックすると、サイズ選択をすることができます。
- 16:9
通常の横長の動画です。YouTubeの動画を作る場合などはこれを選択。 - 1:1
正方形の動画です。あまり選ぶシーンはないかと思います。 - 9:16
縦長の動画です。Instagramのリール、YouTubeショート、TikTokの動画など、スマホ用に全画面で表示されるサイズになっているので、各種SNS用の動画で投稿するならこのサイズに設定しましょう。 - 21:9
かなり横長の動画です。ウルトラワイドの液晶ディスプレイ用に作るのであればこのサイズですが、ほぼ使うことはないでしょう。 - 4:5
少し縦長の動画です。Instagramのフィード投稿がこのサイズなので、フィード投稿用の動画を作る場合はこちらを選択します。
基本的には一般的な動画用の16:9、SNS用のショート動画であれば9:16を使いましょう。
ちなみにアスペクト比は後からでも変更できますので、ここで間違えていても大丈夫です。
ただ、最初に設定した方が楽なので、忘れずにやっておきましょう!
プロジェクトが作成されると次のような編集画面になります。
素材の追加方法
プロジェクトが作られたらいよいよ動画制作を始めていきます。
まずは、編集するための素材を入れていきましょう!
- 動画
- 音声
- 画像
これらのデータを入れていきましょう。
なお、素材はあらかじめ揃えて同じフォルダに入れておくと編集がスムーズにいきます。
素材の追加は、
- ドラッグ&ドロップ
- 「メディアのインポート」をクリックしてフォルダから入れたいデータを選択
2通りのやり方があるので、お好きなやり方で追加してください。
【初心者向け】Filmora12の使い方|編集編
動画の編集方法
まず、タイムラインにに動画を追加するには、メディアライブラリからタイムラインに動画をドラッグ&ドロップします。
そうすると、タイムラインに動画が表示されます。
これによって、動画のカットなどをすることができます。
このように素材データを横に並べていって編集するのがタイムラインです。左から右に時間が進んでいくようになっています。
編集したい部分をトリムして、シークバーで再生しながら編集します。
カットのやり方
まず、動画を切り分けたい部分に再生ヘッド(赤い縦線)がくるようにします。
そして、真ん中あたりにあるハサミマークを押すと動画が二つに分かれます。
さらに別の部分に再生ヘッドを合わせて、先ほどと同じようにハサミをクリックします。
すると、動画が3つに分断されました。
例えばこの3つのうち、真ん中の部分がいらない時は、真ん中のデータをクリックして選択状態にして、デリートキーを押します。
すると、不要な部分が消えました!
これが動画のカット方法の1つになります。
エフェクトの追加方法
動画を演出するテクニックとして、エフェクトというものを追加することができます。
filmoraでは、さまざまなエフェクトが最初から入っているので、初心者でも簡単に使うことができます。
エフェクトを追加するには、上部のエフェクトを選択すると、さまざまなエフェクトが表示されます。
これをタイムラインの適用したい部分にドラッグ&ドロップすることで適用することができます。
例えば、レンズフレアを追加するエフェクトやLUT(動画のフィルターのようなもの)などがあります。
これを使うだけで簡単にシネマティックな動画にすることができます。
BGMの追加
動画に欠かせないもの、それはBGM!
無音の動画では寂しい印象になってしまうので、BGMを追加してみましょう。
上のタブから「オーディオ」を選択します。
そうすると、標準で使用できるBGMがでてきます。
ここから選んでもいいですし、自分がダウンロードしてきた別の音楽を使用してもOKです。
自分で用意したBGMを使用する場合は、著作権フリーかどうか必ず利用規約を確認しましょう。
Filmoraに入っている音楽は著作権フリーです。
テキスト(テロップ)の追加方法
動画にはテロップを入れることでより分かりやすい動画にすることができます。
テロップを追加するには、上部のタブから「タイトル」を選択します。
すると、さまざまなスタイルのテロップを選ぶことができます。
テロップの編集は後からでもできますが、最初からデザインがされているテロップがあるのでそれを使うと簡単に雰囲気のある動画にすることができます。
使い方は好きなテロップの種類を選んでタイムラインにドラッグ&ドロップするだけです。
テロップの内容はもちろん、位置や文字の大きさなども自由に変えることができます。
さらにこだわる人は「高度編集」というボタンをクリックすると、テロップのアニメーションをつけたりすることができます。
動画の書き出し
編集が終わったらそこで終わりではありません。
最後に書き出しの作業を行います。
書き出しとは、編集したデータを動画データとして変換する作業のことです。
これをやらないと動画として保存することができないので必ずこの作業をやります。
書き出しの方法は、画面右上にある「エクスポート」をクリック。
そうすると画像のようなエクスポートウィンドウがでてきます。
ここで、保存先やデータ形式などを決めることができます。
- ファイル名:動画データのファイル名を入力します。
- 保存先:動画データをどこに保存するか選択します。
- プリセット:書き出し時の設定をプリセットから呼び出すことができます。カスタムにすることで自由に選べます。
- フォーマット:データの拡張子を決めます。基本的に.mp4でOKです。
- ビデオ品質:
- 解像度:動画のアスペクト比です。最初に決めていれば変更しなくてOKです。
- フレームレート:動画のフレームレート、fpsを決めることができます。30fpsか24fpsが一般的です。
以上の設定ができたら、右下の「エクスポート」をクリックすることで書き出し作業が始まります。
データのサイズによって書き出し時間は異なります。長い動画だと数十分かかることもありますので、気長に待ちましょう。
書き出し作業が終わると、指定した保存場所に動画データが保存されているはずです。
これで動画制作は完成です!
Filmoraの使い方に関するその他の情報
チュートリアル動画
Filmoraのチュートリアル動画は、公式サイトやYouTubeなどで視聴することができます。
Filmora公式のYouTubeチャンネルがあるので、そちらでさまざまな編集テクニックも学ぶことができます!
Filmora12のよくある質問と回答|Q&A
Filmora12まとめ
今回は動画編集ソフトFilmora12の使い方について解説しました。
私もSNSにあげる動画を作る時は、簡単な編集であればスマホアプリ、少し複雑な編集をやりたい時はFilmora12というように使い分けています。本業で動画編集をしている身からすると、このソフトだけでもかなりいろいろなことができるので、っこれから動画編集をやってみたいという方には超オススメな編集ソフトになっています。
無料版をインストールすれば、製品版とほとんど同じことができるので、ぜひ一度触ってみて使いやすさを体験して欲しいです!気に入ったらライセンスを購入すればそのまま使えます。
では、ここまでご覧いただきありがとうございました!
以上、おわりっᐠ(∗ᵔᗜᵔ∗)ᐟ
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