せっかく新しいカメラ買ったけど、なんかスマホの写真とあんまり変わらない気がするなぁ
良いカメラを買っても、それで良い写真が撮れるわけではないよ!
一眼レフやミラーレスカメラを買ったけど、なんか思ってたのと違うなぁと思うことはありませんか?
SNSで他の人の写真を見ると、「自分には才能がないのかな」と落ち込んでしまう人もいるかもしれません。
良いカメラを使っても、ただ漫然と写真を撮っているだけではなかなか上達しません。
写真が上達するためには、ある程度知識とコツが必要です。それを知っているかどうかで、上達のスピードは雲泥の差があります。
今回は、写真が上達しない人の習慣5つを紹介します。
これに当てはまった人は、改善方法を紹介するのでそれを意識するだけで、写真が見違えるように変わります!
- カメラを買ったけど、なかなか使いこなせていない人
- 写真をたくさん撮ってるけど、いい写真が撮れない人
カメラを買って1年でフォトコンテストに複数入選した私の経験を交えて、写真上達のコツを紹介します!
もちづき - Photo & Video creator –
カメラ片手に群馬を巡るパパカメラマン。SNS総フォロワー17,000人以上。
県内フォトコン受賞多数。審査員歴あり。じゃらんにインタビュー掲載。
写真が上達しない人の5つの習慣
では、写真が上達しない人の5つの習慣とはどのようなものでしょうか。
それは次のようなものです。
- 写真はいつも被写体をド真ん中に!
- 設定はいつもオート!
- 撮った写真は誰にも見せない!
- 撮ったら撮りっぱなし!
- 写真編集はしたことない
写真はいつも被写体をド真ん中に!
目標をセンターに入れてスイッチ、目標をセンターに入れてスイッチ…
写真を撮る時はとりあえず、人とか建物を真ん中にドーン!と入れていませんか?
写真を撮り方として構図というものがあり、被写体をド真ん中に入れて撮る写真の構図は、日の丸構図といいます。
日の丸構図はカメラ初心者が無意識に撮っている写真になります。
日の丸構図が悪いわけではないですが、ほかの構図を知らないと同じような写真ばかりになってしまいます。
そんな日の丸構図のクセがある人は、三分割構図で撮る練習をしてみましょう!これだけで写真の印象がガラッと変わります。
三分割構図やその他の構図については、以前の記事で紹介していますのでご覧ください。
設定はいつもオート!
カメラの設定はいつもAUTOやPモード(プログラムオート)で撮っていませんか?
オートでも最近のカメラは非常に優秀なのでキレイに撮ることができます。
ですが、せっかく一眼レフ、ミラーレスカメラを買ったのなら、それに見合った写真を撮りたくありませんか?
カメラを設定するにあたっては、たったの3つの設定を覚えるだけでいいんです!
- 絞り(F値)
カメラに入ってくる光の量を調節する機能です。これを変えるだけで、背景をボカした写真を撮ることができます。 - シャッタースピード(SS)
カメラのシャッターを開く時間のこと。これを変えると、写真がブレなかったり、花火の写真を撮ったりすることができます。 - ISO感度
カメラの光に対する感度のこと。これを変えると、暗いところでも明るく撮れたり、SSを早くすることができるので、写真のブレを抑えることができます。
このように、この3つを覚えるだけでカメラの設定はマスターできるといっても過言ではありません!
詳しい説明は以下の記事で書いていますので、ご覧ください。
撮った写真は誰にも見せない!
せっかく撮った写真をだれにも見せず、スマホやパソコンの中にしまってありませんか?
もちろんプライベートな写真は人に見せる必要がありませんが、風景写真とか食べ物の写真などはぜひとも人に見せて反応をもらいましょう!
今の時代は写真が投稿できるSNSがたくさんあるので、ぜひ活用してみてください。
- Instagram
写真投稿を専門とするSNSです。写真を投稿することに特化しているので一番おすすめです!ハッシュタグ機能により、同じジャンルの写真をまとめてみることが可能です! - Twitter
もはや定番のSNSです。文字がメインになりますが、写真を投稿する人も多くいるので、こちらもおすすめです! - Pinterest
まだあまり有名ではないかもしれませんが、こちらも写真投稿をメインにしたSNSです。ネット上の画像を自分のボードにピン(保存)して集めることができます。
これらのSNSではイイネをもらったり、コメントをもらうこともできるので、自分では気づかなかった点に気づくことができます。
そういったフィードバックをもらうことで、視野が広がります!
そういったSNSで自信を得たら、フォトコンテストに応募してみるのもおすすめです!
撮ったら撮りっぱなし!
撮った写真がスマホやパソコンの中に大量に入っており、データ容量を圧迫していませんか?
写真はいっぱい撮るけど、データの整理とか全然してないや!
たくさん写真を撮ることは大切ですが、同じような写真をいくらたくさん撮っても成長のスピードは遅くなります。
そこで大切なのは見返すこと!
撮った写真を見返したうえで、取捨選択して
「これはいい写真だな」
「これは失敗している写真だな」
という風に、選別をしましょう。
- なぜいい写真と思ったかを分析
⇒構図がいい、バランスがいい、明るさがちょうどいいなど
⇒次回も同じような写真が撮れるように意識できる! - なぜ悪い写真と思ったのかを分析
⇒ピンぼけしている、背景が微妙、被写体の向きが悪いなど
⇒次回はこうした失敗をしないように意識できる!
このように、写真を見返すことで次の撮影に活かすことができますし、データの整理もできて一石二鳥!
なかなか面倒で気が向かないな〜って人には、フォトブック作りがおすすめです!
いいフォトブックを作るために写真を厳選するので強制的に写真を選別することができます。
私も大量にとった子供の写真を厳選するためにフォトブックを作っています♪
おすすめのフォトブック作成アプリを下の記事で紹介しています。
私も1年前の写真を見ると、同じ場所で撮り直したくなります。それくらい今は成長できていると感じます!
写真編集はしたことない
写真は撮ったあとは特に編集せずにそのまま(撮って出し)にしていませんか?
撮る時に設定がちゃんとできていれば撮って出しでも問題がありませんが、カメラ初心者の場合、写真が暗すぎたり、白飛び黒つぶれしていることが多いです。
このような写真は編集(レタッチ)である程度直すことができます。
そういう失敗は少なくなってきたけど、なんかSNSで見るようなすごい写真にならないんだよね~
別に失敗していないよ、という人でもレタッチすることですごくいい写真にすることができるんです!
SNSでバズっているような写真はほぼ100%レタッチをしている写真です!(当社調べ)
レタッチをすることで次の例のように写真が劇的に変わります!
※画像の真ん中にあるスライダーを左右にずらすことでBefore(左)、After(右)の比較ができます。
このようにいまいちパッとしなかった写真も使えば、このように!
え~でもレタッチってよくわかんないし難しそう…
たしかにレタッチは知識と技術が必要なものです。
今まで写真編集というとLightroomやPhotoshopなどプロも使っている専用ソフトを使ってやっている人がほとんどでした。
ですが!
今は便利なソフトがたくさんあって、なんとAIが自動で判断してレタッチしてくれるソフトもあるんです!
先ほどの写真を編集したソフトについては以下の記事で紹介しています。
あなたはいくつあてはまりましたか?
以上の5つを見て、いくつか当てはまるものはあったんじゃないでしょうか。
ドキッとした方も今回ご紹介した改善方法を意識して、実践してもらえれば上達できるので、ご安心ください!
最後にまとめです。
- 写真はいつも日の丸構図で撮っている
【改善方法】三分割構図で撮ることを意識する - カメラの設定はいつもオートモード
【改善方法】絞り、SS、ISO感度の3つの設定を覚える - 撮った写真は誰にも見せずにいる
【改善方法】SNSで写真を投稿してフィードバックをもらう - 撮った後に写真を振り返らない
【改善方法】写真整理も兼ねて、良い写真、悪い写真の選別をする - 写真編集をしていない
【改善方法】写真編集ソフトを使って、編集してみる
アドバイス:本当に早く上達したい人のために
すぐにでも上達したいんだけど独学だと難しいな〜
確かにカメラは独学で勉強するには結構な時間がかかります。正しいやり方を知らないと、遠回りしてしまう恐れも。
そんな人は、思い切ってカメラ教室を行ってみるというのも1つの手です。
とはいえ、近くでやっていないし出かける時間もないという人も多いと思います。
そんな時は、オンラインの映像授業がおすすめです。
こんなのあるならカメラ初心者の時にやっておきたかった。。。
やはり、学ぶのは人から教えてもらうことが1番です。私はほぼ独学でやってきましたが、かなり遠回りをしながら試行錯誤してやってきたので、人から教わることが重要だなと改めて感じています。
カメラの腕は、経験年数ではなく密度が重要です。
カメラを上達したいのならぜひカメラ講座を受けてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。ブログランキング参加しています。
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